見よ。それは非常に良かった。

神はお造りになったすべてのものを見られた。見よ。それは非常に良かった。(創世記1:31)

 

天地万物の創造の最後に、神は人間を「われわれ(神)のかたちとして、われわれに似せて」(26)造り、「地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ」 (28)と、自然の管理を命じる。神がお造りになったすべてのものを、「見よ。それは非常に良かった」(31)と 聖書は表現している。「わたしの目には、あなたは. 高価で尊い。わたしはあなたを愛している。(イザヤ43:4)とあるように、神の愛の対象として造られた人間が住むその世界は、すべてが美しく輝き、祝福に満ちていた。しかしこの後、人間は罪を犯し、人の神のかたちは歪められ、いのちは損なわれていく。しかし、神はもう一度、わたしたちが生きるものとなることを願われ、「わたしもあなたのものだ」と、その自らのいのちを差し出された。それがイエス・キリスト。このいのちを受け取るということが私たちの信仰であり、その時から神との関係は回復し、私たちのたましいは生き返る。神が「非常に良かった」と喜び満足される交わりが再び始まっていく。